祖母との思い出が思わぬところからわたしの元へやってきた。
わたしの記憶にはないのだけれど、ある人の記憶に残っている祖母とわたし。
祖母はわりと近所に暮らしていた。
けれど、わたしたちの家にはほとんど来ることはなかった。
わたしが生まれたとき、毎日祖母は夜遅くに家にやってきたそうだ。
なぜ夜遅くかというと、すぐ近くにある父方の家に遠慮していたから。
普段から家にこないのもそうゆう理由。
そんな人だった、祖母はとても控えめな人だった。
そしてそれと同じくらいにとても強い人という印象が残ってる。
わたしを産んですぐの娘である母の身体をおもって、
夜遅くにわたしたちの家にやってきて、
わたしの面倒をみてくれる。
その間、少しでも母が休めるように。
母の友人が生まれたばかりのわたしに会いにきた時も祖母は家にいた。
その方の記憶の中の祖母とわたし。
祖母がわたしをやさしく見て、触れ、いろんなことを語りかけていた光景。
嬉しそうにわたしのことを宝物みたいに大切にしあわせそうに抱いていた祖母。
その方にとって忘れられない場面。
50年前のその場面をその日ふと思い出して泣けて仕方ないと、母に話してくれた。
母からその話をききながらわたしも泣いた。
祖母の匂いや一緒に寝たときの感触がなつかしくて、
そしてほんとに有り難くて泣いた。
今もちゃんと在る祖母から受け取った愛を感じて泣けた。
おばあちゃんありがとう。
今自分がここに存在してることはほんとに愛の連鎖なんだと。
血の繋がりも血を超えたつながりもすべてと出会えたから。
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