元気ですか?

元気にお過ごしでしょうか。
ほぼ二月ぶりに、これを書いています。
パソコン触るのもいつぶり?さて、なにを書くのかな。

長い期間休んでいましたが、スタジオウーヌスはセッションを再開しています。

突然与えられた休み、
のんびりするのに慣れなかった方もいるんじゃないでしょうか。
わたしはそうでした。
なにかをしなければならない、という無意識の縛り。
それに気づいてみると、その縛りはずっとずっと自分をかなりの強度で縛りつけていたんだなとわかりました。

たとえば、働かざる者食うべからず、という考え。
これはとても根深く、働かないと生きていけないというより、生きていてはいけない、とわたしは思っていたようです。そんな奴は生きる価値がないと、自分が思ってる以上に自分のケツを叩いて生きていたんでしょう。
働いてその対価でお金をもらい、そのお金があったから生きてこられた。
けれど、そうじゃないのかもしれない、
働いてきたから今も生きているんじゃない、
存在がいのちの面倒をみてくれていたから今ここにいる、ということが腑に落ちた日々でした。以前までとはちがう理解にいたったように感じています。

働くことはお金を稼ぐことだけがイコールではないと言われますが、ほんとにそうですよね。
働くとはどういうこと?お金を稼がなかった期間にたくさん考えていました。



2月から畑を借りて野菜をつくっています。
これね、つくっていると書いてるけど、わたしは作ってないんですよ。
自然が作ってくれてるの。ほんとに自然ってすごい。
それを知れたことがとても嬉しい。すこし賢くなれたかもしれない。

少し前に「21世紀の資本」という映画を観たんですけど、それを観て一番感じたことは、みんなひとりひとりが本当に賢くならないといけないなということ。わたしたちが賢くなることでこの世界はもっと美しくなるんだなって。
自分の中に本当の知恵を育てなきゃいけない。当たり前とも思わないほど自動的に思い込んでいる物事に気づくことが大切だなと思います。えらい人たちの言うことばっかり聞いてても賢くなれない。

それにはやはり「感じる」ことがキーなんだろうと。そしてその感じるのはわたしたちのこの身体を通して。
自分の感性を育て、自分の感覚を信じて生きていく。いいと思いません?


愛をこめて


★マルガのセッション
つながるセッション



その常識をうたがえ

「Girl」という映画を観た。

バレリーナを目指すトランスジェンダーの女の子が主人公。

映画がはじまってすぐから、ゆったりと観てられない。

内側のなにかを刺激されてるんだけど、それを知りたくない。思い出したくない。

息苦しさ 窒息しそう。どうか見つかりませんように。

若いころ感じてたそんな感覚。ひさしぶりにつかまってしまった。

まるでホラー映画を観ているかのように怖がり、

少し落ち着いてからは、ただ見守るしかないような気持ちで観てた。

主人公がトイレに入り、ちいさな窓を開けて、そこへ顔を近づけ、深呼吸する場面。

ああ、わかる。やっと息ができる瞬間。

どうか生きて。しあわせになりますように。

そんな想いがぽろっとでてくるほど、若いころの自分とその主人公を重ねてみてたみたい。

おっぱいが出てるのが女で、ちんちんがついてるのが男で、と決めつけだしたのはいつなんやろう?性別だけじゃなく、わたしたちが当たり前と思い込んでること、それは本当に本当なんやろうか?それらを信じこんで疑ったこともない自分を疑ったほうがいい。それは自由へとつながってる。

あなた自身とつながるセッションhttp://www.banyantree8.com/tsunagarusession/

スタジオウーヌス マルガ