インドでのこと

oshoメディテーションリゾート。

リゾートへ入るためには登録手続きをして、
パスを発行してもらう。

これは登録のときに、
エントリーステッカーを買うために受け取った紙。

シリアルナンバー1122。
わたしのサニヤスバースデイ。
わぁ、歓迎されてる!
そんなふうに感じて嬉しかった。

滞在は2週間と少し。
わたしとしては、もっと長く滞在したかったという思いもあって、
少し焦ってた。

早くここの生活に慣れたい。
すごく来たかったところに来たんだから、
めいっぱい楽しまないと。

そんなふうに思って、頑張ってたのだ。
無意識にね。

で、2.3日経って、

瞑想とクラクションとマンゴーの甘さのおかげで、
大きな期待をもっていることに気づき、
自分の欲張りに疲れ、
少しづつ体の緊張が抜けていった。

そんなに頑張らんでも、
また来たらええやん。
そんな会話を自分とした。

そうやって、体の緊張がとれていったら、
したい瞑想も変わっていった。

そんな中でも毎日参加していたのが
朝のサイレントシッティング。

これはチャンツーというところで行われる。
サマディと呼ぶ人もいて、
Oshoの遺灰があるお部屋。

入り口からたくさんの本がある書庫のようなところを通る。

Oshoが読んだたくさんの本。
古い本のものなのか、独特の匂い。
嫌いじゃない。
毎日その匂いをしっかり嗅いでた。

その匂い、
今も思い出すとなぜかどきどきする。

そしてそこを抜けるとサマディに入れる。

わたしたちが滞在していたのは、
シーズンオフで、人も少なかった。

1時間すわるんだけど、
途中から陽がさす場所にたまたま座り、
気に入ってよくそこに座った。

サイレントシッティングに参加してはじめの数日、
実は眠ってばっかりいた。
もう部屋に入った瞬間から、
やばい、なんかとろとろする・・みたいなかんじ。
鐘が鳴ったと同時に眠ってたかも。

それでもチャンツーにいたかったのね。

わたしがプーナ行きに関してもってた大きな期待。

多分、でっかいお土産を持って帰ってきたかったんだと思う。
わたしの内側で大きな出来事が起こることを期待していたってこと。

ぷぷ、たった2週間でなにか起こるわけない、
なんて思うかな。

でも時間はたぶん関係ない。

そりゃ期待するさ。
いろんなもの思い描くよね。
行きたかったとこだから。

でっかいお土産や大きな出来事は、
どうだったか今はまだわからない。
経過観察中。

( 2016-05-12 記)


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