女優からみせてもらったもの

こないだ、アマゾンプライムである映画を観た。
それに出てる俳優が好きで観たのだ。
その映画自体はそんなにおもしろくなかったから、
途中で止めようかなーと思ったんだけど、
相手役の女優がとても気になった。
その女優のことは知らなくて、その映画で初めて見た。


その人の顔が何度観てもわからない、覚えられない。
場面が変わると、その人と気づくまでに時間がかかる。
序盤はしばらくそんなかんじで、その不思議なかんじがなんかすごく興味深くて観てた。


映画でもドラマでも、役柄に応じてではなく、
その俳優・女優がそのままというようなかんじの人っている。
いつまでも変わらず綺麗な男前な格好いい人。
綺麗も男前もそれぞれの好みではあるけども、
何の役をもらってもどれもその人のままみたいな。
自分の美しさとからしさにこだわってるのか、
芝居ではなくて自分自身をただ良く見せようとしてるみたいな。
つまらんなーとそうゆうのを観てるといつも思う。


さっきの映画の女優さんの話に戻るんだけど、
その人にはそのポーズなんて無かったなと観終わった後に感じた。
生々しくその物語の中の人だったんだな。

存在感があるという言葉はよく褒め言葉としてつかわれるんだけど、
とってもいい意味でそんなもの全くなかった。
すごい女優。

もし女優イコール美人という思い込みがあれば、
年をとることは怖いし、整形やアンチエイジングやダイエットは終わらないかもしれない。


そうゆうことってすべての職業において言えると思う。
肩書についている思い込みに頼るのか、それとも。

どんな職業についていてもどんな肩書呼び方をされても、
自分はどんな仕事をしたいのか。
仕事って自分にとってなになのか。

それが真ん中で軸で源で中心にあれば、
職業なんてどうでもいいののよな。


とにかくその女優さんから、なにかとっても大切なことをみた気がしてる。

感じたことの半分も書けてないなとこれを書いていて思ってる。
感じるとは簡単にまとめられるほどのものではなくアンリミットであるし、
言葉で表現するってことは限界をもうけるのではあるけれど、
もうちょっとなんとかならんかなぁ。


でも残しておきたかったのだ。
自分の仕事を全うする、ということについて、
ある女優からいろいろなことを感じ考えたという話。




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