好き、嫌い


わたしは嫌われてる。

わたしは嫌われる。

こうやって書くと、

被害妄想のようだけど、

長い間、人間関係の中でそんな思いをよくもってた。



だから、

嫌われてるかもしれない・・と

少しでもわたしの何かがキャッチすると、

警報装置がピコピコして、

もう大変。



位置につけ!と

全身全力で戦闘態勢に入る。



その警報装置は、

こわれてるんちゃう?ってぐらい、

頻繁に鳴る。



だからいつも関係をもつのがむずかしかった。



ある人との関係の中のある出来事がきっかけで、

わたしの警報装置がビービー鳴った。



いろいろあって、

その人とは疎遠になった。



その出合いはとても印象的なはじまりで、

実際に会う前のやり取りからわたしはその人に惚れた。


とてもあたたかくて、人間味を感じた。

その人の本質、慈悲、それを感じた。

だから実際に会ったときは本当に嬉しかった。

会っても、それらは変わらなかった。



で、やっぱり今回初めて会った気がしなかった。

昔に会ったことがある人。

とてもご縁のある人。なつかしい再会。

それは彼女も同じことを感じていたみたい。



そして、わたしたちは疎遠になった。

わたしはそのとき、いろんな感情をもち、

怒り、憎しみ、悲しみ、落胆

しばらくはそんな感情が、

順番にだったり、一度にくっちゃくちゃに起こった。




感情が大暴れする中、すっごく大事なことを思い出した。

わたしは彼女が好きだってこと。

大好きだったから、離れたことが辛かった。自分が嫌われたようにかんじて悲しかったよな。


それまでのわたしなら、

嫌われたら、わたしも嫌い。

そんな考えだった。



でも変わった。

相手がわたしをどんなふうにおもっててもいいか。

だって、わたしは好きやもんな。



ほんとのことを認めたら、身体の力が抜けた。



この体験は、わたしの大きな気づきになった。

ブレイクスルー!



好きなものは好き。

それでいいのだ。だってそうなんだもん。



( 旧ブログより 2016-03-24記 )



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